自然治癒の促進、私たちにできることから
更新日:2013/04/21

自律神経へ働きかける 「 井穴の作用 」 と 「 ピソマ 」
「 安保 徹 」 「 福田 稔 」 先生のご活躍で有名になった ”
爪もみ療法 “ は
交感神経が緊張しすぎると、リンパ球が減少し 「 免疫力が低下 」 してしまう原因になるというものです。
もともと爪もみ療法は、東洋医学の 「
井穴刺絡 」 にルーツがあり、安保徹先生は
共同研究者の福田稔先生と共に、浅見鉄男先生から井穴刺絡治療を教わりました。
浅見鉄男先生は横浜の医師で、東洋医学や良導絡治療の約40年に及ぶ臨床研究から
「
井穴刺絡学
」 という治療法をまとめておられます。
「 井穴刺絡学 」 は、指先のツボ・井穴に針を刺し、30滴程の出血をさせることにより
自律神経や体性神経を整えるというもの。
手足の指先には、動脈が静脈へと入れ替わる 「
動静脈吻合:グローミュー 」 と言われる部分で
血液がUターンをする場所でもあるため、血液循環が最も悪く
また手足の末端には毛細血管が多数分布していることから
この部分の血液循環をよくすることで、身体全体の血液循環の改善を図り
自律神経の働きを調える作用が 「 井穴刺絡学 」 にはあるとされています。
井穴刺絡に適したインテック研究所の製品
「
ハイタッチ 」 は、鍼灸師さんが扱える三稜鍼のように
ファインタッチの針を活用した製品です。
衛生的なディスポ針を使うことで、感染や滅菌消毒の手間も省け
従来通り、針の長さを調節することも可能としてあります。
「
ピソマ 」 は徒手療法に携わる方々が
血を出さない 「 非観血的治療 」 として
気軽に扱える刺さらない針です。
安保先生は、ご自身の 「 免疫理論 」 を証明できる治療法として
「 井穴刺絡学 」 を福田稔先生と実行されて、その理論を実証した経緯があり
この簡単で効果的な治療法を支えるツールを、皆様に活用して頂けたら幸いです。
安保・福田先生と、浅見先生の出会いがなかったら、安保免疫理論は世に出ていなかった
かもしれません。 また、井穴刺絡治療も広まっていなかったかもしれませんね。